夏合宿開催中!!

今日は、中3生向けの夏合宿の1日目です。
合宿と言っても、泊りは無しで、朝から晩まで勉強漬けを2日間やるものです。
今日の午前中は、模擬テストを実施しました。数学と英語は通常の授業で実施するので、今日は国語と理科と社会です。

 

 

また、つばめ塾の卒業生(現高校1年生)に声かけたところ、なんと11名が丸付けボランティアとして参加してくれました!!
その後8名が、「高校生に話を聞く会」に参加してくれ、自分が通っている高校のことを話したり、後輩へのメッセージを話してくれました。
中3生にとって、一番身近な高校生ですから、「進路」について、真剣に考えるひと時になってくれたら嬉しいですね。

 

卒業生のみんな、暑い中、後輩のために戻ってきてくれてありがとう~。久しぶりに卒業生に会いましたが、みんな相変わらず元気でした。昨年を思い出しましたよ。これは、無料塾冥利に尽きるってもんですね。

午後は、理科と社会の答え合わせと解説をしております。

場所を提供して下さったアミダステーションさま、暑い中来て下さった8人のボランティア講師のみなさま、本当にありがとうございます!!

事務局長 小宮位之

「名誉に思っていいこと」が増えました!!

八王子つばめ塾には、事務局長の独断で「名誉に思っていいこと」と「名誉に思ってはいけないこと」がきちっと定められています。
この話をするとほとんどの方が「???」という顔をされるのですが、私は大真面目です。

「名誉に思っていいこと」の一番目は、
「今日、経済的に苦しい家庭の子どもがつばめ塾に来て、1時間勉強をして、わかったと言って帰ること。」です。
これ以上に誇りに思うことはないし、あってはいけません。

逆に「名誉に思ってはいけないこと」は、「政府や行政から表彰を受けること」です。
こんなことはどうでもいいことで、生徒の学習には何の役にも立ちません。(もちろん打診すらありません、、、仮にあっても一瞬の迷いもなくお断りしますが。)

「名誉に思っていいこと」の二番目は複数あって、
「民間団体でありながら、奨学金を創設できたこと。」と、「社会の一線で活躍する講師がボランティアで来てくれていること。」です。
苦しいご家庭に交通費や参考書代などの現金給付ができることは、本当に名誉なことです。
これは行政からの委託事業を受けていないことの最大の「メリット」であります。
つばめ塾は、現役の会社員や大学生、そして引退された元会社員の方など、この社会を引っ張って下さっている方が「多様性」をもって、無償で、しかも交通費もなく、手弁当で生徒を導いてくれています。

そして先日、「つばめ塾の元生徒が講師になってまた帰ってきてくれること。」が達成され、項目として追加されました!!3人も一気につばめ塾の講師としてボランティアに戻ってきてくれたからです。
「私も苦しい時があった。でもつばめ塾に来て頑張ったら、道が開けた。一緒に頑張ろう!!」という気持ちで、苦境にある後輩に手を差し伸べられる元生徒が出てきたのです。
これは本当に名誉なことです。今まで応援して下さった全ての方に、感謝を申し上げる次第です。

事務局長 小宮位之

つばめ第一号が返ってきました!!

このHPをご覧の皆様は、つばめ塾の名前の由来が「このボランティアの巣で育った子どもたちがいつかまたボランティアというフィールドに戻ってきてほしい」という願いにあることは、ご存知のことと思います。

先月より、「つばめ塾の卒業生」が、講師やスタッフとして戻ってきてくれました!!

1人は、高校生の時に在籍していた生徒さんが大学2年生となり、「何かボランティアがしたい。その中で一番身近なのがつばめ塾だった。」という理由で、八王子つばめ塾でボランティアを志望してくれ、講師面接をしました。今体験をしてもらっています。

もう1人は、中学生の時に八王子つばめ塾に在籍していた生徒さんでしたが、家が遠かったので途中で退塾されました。大学に進学し「少しでも恩返しがしたい」とボランティアを希望され、私が代表を務める「他のつばめ塾」(淵野辺or鶴川)でスタッフをしてくれています。(個人特定を避けるため、微妙な表現ですみません、、、)

さらにもう1人は、高校生の時に八王子つばめ塾に在籍していて、卒業後、働きながら学んでいる方で、やはり「他のつばめ塾」(淵野辺or鶴川)で講師を始めてくれました。

ほぼ同時期に3人も「つばめ」が返ってきてくれ、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
普段家ではお酒は飲まないのですが、決まった時には、さすがに「カルピスサワー」を買ってきて、一人で祝杯をあげました。妻も喜んでくれました。

この3人はまだ若いので、状況が変わり、ボランティア続けられなくなる日が来るかもしれません。しかし、1円の得にもならないことに自分の時間を使って、後輩を応援していこうという気持ちが本当に嬉しいのです。こういう気持ちを少しでも持って行動することが、社会を良くすると固く信じて今までつばめ塾を運営してきました。

私は大きな賭けに勝ちました。5年9か月前、「つばめ」の理念を掲げてつばめ塾を始めました。素晴らしい理念ですねと言われることは多々ありましたが、実は返ってきてくれる保証はどこにもありませんでした。私の人生を賭けた大きなチャレンジでした。しかし、5年9か月経ってその結果が出ました。ついに証明されたのです。(もちろん講師として返ってこなくても、私が知らないだけで、卒業生が社会で活躍してくれていると思っています。)

このように一人で感慨深い思いをしていますが、これもすべて、今および今まで関わって下さったボランティア講師のみなさま、全国の支援者、寄付者のみなさまのおかげ様です。私一人では、数人を面倒見るのが精一杯でした。みなさまに改めて深く感謝申し上げる次第です。

経済的に苦しいことが、教育的なハンデに決してならないように、これからも自分のできることをコツコツとさせて頂きます。

事務局長 小宮位之

親子二人旅について

先日、「3月に行った、親子二人旅はいかがでしたか?」と塾を見学した方から聞かれ、びっくりしました。3月25日に、明日から小6の長男と親子二人旅に出るから、事務局機能が低下します。と記事に書いたのですが、それを読んで下さっていたみたいです。

予告だけして結果を少しも書かないのは確かに気になる方も中にはいるかと思いますので、少しだけご報告します。

3月26日、車に乗り込み、長男と出発。まずは私が暮らしていた都営団地を通過。ちょうど私が住んでいた棟がまだ取り壊されていなかったので、背景に記念撮影をしました。そして母校の中学へ。いつも利用していたスーパーでおにぎり、パンを買って長野に出発。松本に着き、松本城を見学。その後、旅館に着きました。早く着いたので、家族風呂が空いていて、親子で入りました。
夕食時に一杯サワーを飲んだら、酔いが回ってしまい、部屋に着いたら寝てしまいました!!(笑)
普段、子どもの前でお酒を飲むことは全くないし、長男と二人で食事ができたのがよほど嬉しかったのだと思います。酔いが早かった(笑)
語るために来たのに、これじゃ目的を果たせない!!と21時15分に起き、語り始めました。
歌舞伎の裏方だった私の祖父。テレビドラマの制作スタッフだった父。貧困家庭に育って、どういう思いで中高生時代を過ごしたかを話しました。そしてどうしてつばめ塾を立ち上げたのかも。
最後に「お前は中学に入ったらつばめ塾に入塾し、しっかり勉強して欲しい。高校を卒業して、もし望むなら専門学校か大学に進学し、またつばめ塾に教えに戻ってきてほしい。経済的に苦しくて困っている人はたくさんいる。」と話しました。「うん」とうなずいてくれたので嬉しかったです。もちろん将来のことはわかりません。でも、思いをストレートに伝えることは大切だと思っています。あとは自分で判断すれば良いのです。

翌日は、長野市へ行き、川中島の古戦場跡と善光寺を見学した後、映像制作の仕事をしていた時にお世話になった方を訪ねました。ちょうど10人ほど集まっていらっしゃったところでしたので、「折角だからちょっとつばめ塾の話をしてよ」と言われ、急遽、塾の話をさせてもらいました。話が終わった後、息子に「お父さんの話はどう?」と聞いて下さったところ、息子が「よく喋るな~と思います。」と答えたので、大爆笑になりました(笑)

帰りの車の中で息子に「パパは、車を運転してる時は眠そうだけど、つばめ塾の話になると目がぱっと開いて、イキイキと話すんだね。」と言われました。つばめ塾への情熱の一端を知ってもらえて、ちょっと嬉しかったです。

息子が小学6年なので、「私立中学受験はさせないのですか?」とよく聞かれるのですが、「息子のキャリアに傷をつけたくないので、私立は受験させません。」と答えます。うちは無料塾を設立し、貴重なご寄付の中から、我が家の生活のために、理事報酬を頂戴している家です。そこで育った息子が将来事務局長になる確率が少ないとはいえ、ゼロではありません。万が一そうなった時に、公立中学、公立高校に進学していたことがベストであって、私立中学はベストではありません。講師の方は様々な学歴があって当然ですが、つばめ塾の事務局長は、なるべく経済的に苦しいご家庭に近いところの人がなるべきと私は考えています。そう考えれば、公立の学校環境で過ごすことが、将来役に立つものと考えています。
もっとも、長男は中学受験など全く考えてないので、心配ありませんが、、、(笑)

というわけで、無事に長男と旅行に行ってきました。
次男、三男も、6年生になる手前の春休みに松本に連れていきます。

事務局長の雑感でした。

嬉しかったこと。

少しずつ夏に向かっている気がする今日この頃。街中でツバメを見る機会も増えます。
小さいころ住んでいた都営住宅にあったツバメの巣を毎日楽しみに見ていたことを懐かしく思い出します。
小学2年生の時、「親ツバメはどれくらいの間隔で餌をあげに戻ってくるのかを調べたい」と思い、ノートと鉛筆を持って巣の下へ。
しかし我が家にはストップウオッチなんてものはありません。小学校低学年なので、腕時計も持っていません。仕方ないので「砂時計」を使いました。けれど、3分経つ前に親ツバメが帰ってきてしまい、時間が計れなくて、友達と大笑いしました。砂時計では正確な時間は計れないことを身をもって知りました(笑)

さて、鳥のツバメでなく、塾のつばめの方ですが、設立して5年8カ月が経つ今日この頃、、、卒業生が嬉しい知らせを持ってきてくれています。

1、定時制高校を卒業した生徒が、就職できたと言って訪ねてきてくれました。小さい子どもとスポーツが好きと言っていた彼女。その両方と関わる仕事に正社員として採用されたそうです。大学を不況の真っただ中(2000年)に卒業して4年間、正社員になれなかった私にとって、卒業と同時に正社員になれただけで尊敬です!!おめでとう~!!仕事頑張るんだよ。

2、高校生クラスに在籍していた卒業生から「つばめ塾」で講師をしたいと申し出が2人からありました。もし講師になることが決定したら、卒業生で戻ってくる「つばめ」第一号です!!まだ実現してないので落ち着くようにと自分に言い聞かせてますが、本当になってくれたら、喜び爆発ですね~

3、卒業生と街中で会うことが増えました。駅前でばったりだったり、近所のコンビニでアルバイトしていて「小宮先生~」と声かけてくれたり。嬉しいものですね。

4、高校生の塾生が、「社会臨時講習」を手伝ってくれた!!
写真に載せてますが、この二人は中学3年生の時に塾生として在籍し、卒業と同時に退塾(全員一旦退塾します。)。そして今、大学受験に向けて再入塾していて現在私が世界史を教えています。「今度やる中学生向けの地理講習の都道府県を覚えさせるのを手伝ってよ」と声をかけたら、「いいですよ。」と来てくれました。実際に生徒に寄り添って覚えさせてくれたのですが、良かったのは、「おっ、だいぶ覚えたね~」とか「もうちょっと」など、声をかけて励ましていたことです。単に覚えるだけなら、優秀なアプリがスマホにあるに違いありません。効率よく覚えるならAIも有効でしょう。しかし、つばめ塾に必要なのは「人の励まし」です。「誰かが関わってくれた」という思いが人を成長させると信じているので、こういう一言を先輩が自然とかけてくれたのが、本当に嬉しかったですね。二人とも成長したな~(笑)

以上の嬉しかったことを通して、「この6年近くやってきた事が決して間違っていなかった」という確信が持てました。
これから無料塾を始める人に、これで自信を持って言うことができます。「石の上にも6年。6年やれば、目に見えて嬉しいことが起こりますよ!!」と。

これからも、みんなの中にある「人を思いやる温かい気持ち」を集めて、子ども達の支援をしていきたいと思っております。
以上、事務局長の雑感でした。

事務局長 小宮位之

卒業生が顔を見せに来てくれました!!

4月下旬、新高校生対象の「教科書奨学金」の申し込み受付を行い、多くの高校1年生が顔を出してくれました。
この奨学金は、高校入学時の負担を少しでも軽くするために実施している返済不要の奨学金制度です。(入学時1回のみ1万円。)
教科書と副教材、問題集などを買うと、2万円前後の高校も多く、ご家庭の負担も決して楽なものではありません。生徒に聞いたところによると、「都立高校に入ったけど、入学前後で10万円もかかって、生活が厳しい」という所もあるようです。都立ですらこの状態ですから、私立高校はもっと大変ということになります。
授業料自体は無償化されていますが、入学時に一度に出る金額は決して安いものではありません。

この奨学金には厳格なルールがあって、「申込時には高校の制服を着てくる」「記念写真を講師と撮る」を満たさないといけません。
この写真をボランティア講師に送ると「あの子が〇〇高校に入って、元気に頑張ってそうだな~」と喜んでもらえるので、貴重なショットなのです。全員来るわけではないですが、この写真を1枚に加工するときほど「無料塾やっていて良かった」と思える瞬間はありません。「多くの生徒の進路を無償で応援できた!!」これほど誇らしいことはなく、これはどんなにお金を積んでも手に入れることのできない喜びです。

本来なら公開したいところですが、プライバシーがありますので、残念ながら顔はぼかしてあります。みんな笑顔で写っているんですよ。

しかしながら、「無償で応援できた」のは、多くの寄付者のみなさまが活動の資金を提供して下さったおかげさま、そして生徒1人ひとりに真剣に向き合って学習支援してくれたボランティア講師のみなさんのおかげです。
この場を借りて、生徒、保護者に代わり、お礼を申し上げたいと思います。

事務局長 小宮位之

 

「広報はちおうじ」に掲載されました!!

地元八王子市発行の4月15日付「広報はちおうじ」の「フォーカスはちおうじびと」のコーナーで取り上げて頂きました。
今回は430字前後という少ない文字数の中で、私がつばめ塾を立てた想いをきちっと表現して下さっています。
こういう取材を受けるとき、一番取り上げてもらいたいのは「想い」なんです。生徒が90名いることや教室が多いことに驚く方は多いのですが、一番大事なのは「なぜ立ち上げたのか」だと思っています。

何回も書きますが、私自身が貧困家庭に育ちました。ですから、経済的に苦しいご家庭に育っても、教育的な不利がないようにしてあげたいという想いで活動をしています。

今回は、少ない文字数でしたので、つばめ塾の「講師」については言及がなかったです(仕方ないことです)。うちの講師は全員がボランティアの講師です。70名も来てくださっています。生徒に寄り添って教えて下さる素晴らしい講師が多いので成り立っている活動です。

現在、八王子駅前教室では講師が足りていますが、元横山教室、並木町教室、北野教室、南大沢教室では、英語と数学の講師を募集しています。ぜひご応募ください。
ちなみに、生徒はほぼ満席となっており、順番待ちをして頂いている状態です。

特定非営利活動法人八王子つばめ塾理事長 小宮位之

新年度が始まりました!!

八王子つばめ塾を応援して下さっているみなさま

こんにちは。
今日からまた新たな年度が始まりましたね。
つばめ塾では、今日から7日まで、一斉休みにして、新年度のクラス入れ替え作業をしています。
事務局は大忙しです。必死にメールを送信しています。

今年度も、つばめ塾の子どもたちを応援してください!!
よろしくお願いいたします。

さて、つばめ塾発祥の地である元横山教室の裏手は、浅川の土手になっています。
教室が入る建物からは、土手に生える大きな桜が見えます。(今日、天気がいいので、写真撮ってきました。)
実はこの桜は、妻の祖父母がここに織物の工場を作った時に植えた桜だそうです。50年以上経ち、大きな桜に育ちました。
妻の祖父母は新潟から上京し、とても苦労して織物工場を営んでいました。リンゴ箱をひっくり返してちゃぶ台代わりにし、木の枝を取ってきて箸の代わりにしたという話も聞いています。その後、八王子の繊維工業団地に工場を移転させ、空いた土地に寮を建てたのが今の建物です。最初は企業の男子独身寮として。次に大学の女子寮として貸し出していました。

2012年3月に女子寮が撤退して、義母が下宿の運営(シェアハウス修朋)を始めました。
そして2012年9月にその1室を借りて「八王子つばめ塾」がスタートしたのです。

この建物を、そしてつばめ塾を人材育成の拠点にしたいと思って、塾を設立してから5年半が経ちました。妻の祖父母が苦労したこと、私の両親が貧困で苦労したことを忘れず、現在経済的に苦労しているご家庭のためになれるよう、これからも努力を惜しまないつもりでいます。

久しぶりに土手の桜の写真を撮ったので、まつわるエピソードと私の決意を書いてみました。

事務局長 小宮位之

事務局機能低下のお知らせ

明日から一泊二日、長男と二人で、長野県に親子二人旅に出ますので、事務局機能が大幅に低下します。ご了承ください。

今回の旅では、私が貧困家庭に育ったこと、その経験がつばめ塾の設立に役に立った大事な経験であること。つばめ塾を設立した願い。事務局長を継ぐことはないが、できれば大学まで行って、講師としてつばめ塾に参加してほしいこと。そしてできれば、立場の弱い人たちと共にあって、その解決に尽力する人生を送ってもらいたいこと。こんな話をしてこようと思っています。

3年前に亡くなった私の父は、1円の得にもならない少年野球のコーチを25年も続けた人でした。私も父を越えることを目標に、30年間やるつもりでつばめ塾を作りました。息子が私が願ったとおりの人生を歩むとは思いませんが、一度ちゃんと話しておこうと思ったのです。
私の父は、晩酌をしながら毎晩、歌舞伎の舞台での仕事や大河ドラマの制作現場の話を沢山してくれました。私はほぼ毎晩つばめ塾に行っているので話す機会がありません。そこで、親子で旅をする中で話しておこうと思い、理解力の進んだ小学6年生になる手前の春休みを選びました。

事務局長 小宮位之

八王子以外のつばめ塾での受験を終えて、、、

現在、私は八王子以外にも、「淵野辺つばめ塾」と「豊中つばめ塾」の代表も務めており、運営に携わっています。
淵野辺は昨年3月からスタート。豊中は9月からのスタートでした。
中学3年生が淵野辺には4人、豊中には1人いました。
今日、豊中つばめ塾の事務局から電話があり、「1人の受験生が公立高校に受かりました!!!」との報告を受けました。
淵野辺の方では、神奈川県立高校に3人、東京都立高校に1人、つまり全員が公立高校に入学できました。
運営者として、本当にほっとしています。
受験生のみんなも本当に頑張ったし、講師の先生も、本当にお疲れ様でした。1円の得にもならないことに自分の時間を割ける情熱をお持ちの皆さんを本当に尊敬しています。

思い出せば、八王子につばめ塾を2012年に9月に設立して、初年度は実質的に受験生がいなかったですが、1年半後の2014年2月には初めての受験生6人を送り出しました。その中、初めから私立に行きたかった生徒1名と、4名が都立に合格。1人だけ都立に合格できず、併願の私立に行きました。とはいえ、後日聞いたら、本人にはすごく合っていた私立だったみたいだったので、ほっとしました。
初年度の受験と言うのは思い出が深いものです。
最初の夏期講習は、妻がカレーを作ってくれて、生徒7~8人でみんなで食べました。私も映像制作の仕事を辞めたばかりで、家庭教師にでかけたり、予備校の講師をしに出かけたりと、毎日面倒見れたわけではないのですが、思い出深いですね。生徒に「小宮先生、これからどこか行くの?」と聞かれて、「予備校に稼ぎに行ってくるんじゃい!!じゃあな~」と言って後ろ髪引かれる思いでつばめ塾を後にしたのが懐かしいです。最初の冬期講習は受験生5人だったので、生徒1人に1人の講師がつくという、今から考えたらとんでもなく贅沢な講習でした。

淵野辺も、豊中も、こうして年を重ねていくと色んな悲喜こもごもの思い出が作られていくのかと思うと「人生って面白いな」と感じます。
今年の4月からは町田市の鶴川に「鶴川つばめ塾」が発足し、塾長になります。既に中3の受験生が2人来ているとのことですので、また今年も受験に向けて始まるな!!という気持ちになりました。

これからもコツコツと進んでいこうと思います。

八王子つばめ塾事務局長(淵野辺つばめ塾事務局長、豊中つばめ塾塾長、鶴川つばめ塾塾長兼任)
小宮位之