八王子つばめ塾には、公式キャッチフレーズがあるのをご存じですか?(笑)
このHPの一番上部にひっそりと書いてあるのでお気づきにならないかもですが、あるんです。
1代目
「1本の鉛筆、1枚のわら半紙から明るい未来を描こう」
2代目
「学びたいキミとともに」
2代目に、3代目を追加
「みんなの善意を、子どもたちの力に」
そこで、今回4代目になります。
「キミが学びたいと思う時、道は常に開かれている」
です。このフレーズの制定は、事務局長小宮位之の独断と気まぐれです(笑)
で、どうしてこうなるかと言うと、普段の活動、塾の帰り道などで、その時々の気持ちを言葉にして、それを繰り返すうちに、「フレーズ」が固まって来るんです。1か月ほど口ずさみ、しっかりと固まったので、「4代目」として制定しました(笑)
せっかくですから、初代からの想いを書きましょう。
1代目は、「無料塾というのは経費が掛からずに、気軽に始められるんだ」という気持ちが表われています。つばめ塾を作った初日に、「無料塾ほど素晴らしい活動はない。これを全国に広めていこう」と固く決意しました。その表れですね(^^♪
2代目は、講師が生徒に寄り添って行こう、という理想の表れですね。
3代目は、ご寄付・ご支援がかなり集まってきたので、それを言葉にするとこうなるな~という思いです。
で、4代目ですが、これは、「高校クラスの再編」を受けたものです。自習コース・学び直しコースを新設し、学ぼうと思えば、応えられる態勢がつばめ塾にはついてきました。12年かかって、やっと態勢が整備されたわけです。ここでそれを記念してキャッチフレーズを変えました。学ぼうと思えば、本来は道があるはずです。ただ、経済状況、家庭状況、家族状況によって、大きく左右されてしまうのが今の日本です。しかしつばめ塾は万難を排して、その状況を変えていかなければならない、学ぼうと思う生徒に、その道を開いていかなければならない、という決意の表れです。しかし、生徒の側に学ぶ意志がないのに、こちらがいきり立っても仕方ありません。学ぶ意志があるところに、こちらが応える、そういう状況をフレーズに込めました(^^♪
先日も、母子家庭で、お母様がご病気でご苦労されていて、お子さんが定時制高校に通っており、「勉強を頑張りたい」というので、生徒さんを受け入れました。以前のつばめ塾なら、「そういうコースがありません」とお断りしていたパターンでした。こうして、12年経って、進化できたこと、ボランティア講師のみなさんに感謝の気持ちしかありません。そして、「つばめ塾を作って良かったなあ」としみじみ思った瞬間でした。
学ぼうと思えば、いつでも道は開かれていますよ(^^♪
事務局長 小宮位之