今日は、事務局長の雑感書きます。
先日、面白い情報を手に入れました。それは、私の中学生の頃の担任の先生が、出身中学の校長先生になっているという話でした!!
元いた学校に校長先生として戻るというのは、なかなかない話なので、早速今日、中学校に電話してみました。
すると、校長先生が電話に出て下さり、私のことを覚えていてくださいました。「小宮~、なんか頑張っているみたいだね!!」「先生、知っているんですか?」「新聞出てたでしょう!!知っているよ。」とお言葉を頂き、善は急げ!で、早速車で中学にお伺いしました。
26年ぶりに、出身中学に足を踏み入れました。

先生に久しぶりにお会いし、いろいろお話ししました。特に、口調と声のトーンが全く変わっていなくて、26年前に一気に戻った感じがしました。3年間、先生に教科を教わり、最後の3年生の時には担任をしてくださいました。「そういえば、2年から3年の前期は生徒会長で、3年の後期はクラスの代表委員だったよね。」と言われ、代表委員の方は、全く覚えていなかったので、驚きました。当時から人前で話すのは全く緊張しないタイプでした(笑)
同級生の話で盛り上がり、最後はつばめ塾のお話をしました。校区には都営住宅が多い地域ですので、学力的には厳しいご家庭が多いのも事実です。この都営住宅からつばめ塾に来る生徒さんもいます。まさか、担任の先生に直接無料塾の話をする日が来るとは、夢にも思いませんでした。

昨年は、小学1年生の時の担任の先生が市の広報を見て訪ねてきて下さったり、懐かしいことがたくさんありました。一生懸命に活動をしていると、こんなご褒美がもらえるのかと、率直に嬉しいです。

小学校、中学校、高校、大学の学生生活の中で、一番楽しかった思い出があるのが中学校でした。しかし、それと当時に、我が家の生活がとても苦しい時代でもありました。あるとき、国語の先生が「うちの中学の合唱祭は、明るい曲ばかりで、もっとしっとりした難しい曲に挑戦すればいいのに!」と言っていたのを聞いて、心の中で、「何言ってるんだ、生活に希望が持てないんだから、歌くらい明るくなきゃやっていられないよ!!」と思ったのをよく覚えています。

私にとって、中学校の前の桜並木の桜が一番綺麗だと思っています。その桜がきれいに咲いている時に、訪問できて良かったです。
都営団地の中を車で帰りながら、中学生時代を思い出しました。陸上部で一生懸命走った思い出と、友人と一緒に帰った思い出。そして、社会に対して反発を抱いていた気持ち。八王子つばめ塾の原点がまさにここにあります。
30年前、お金がなくてどうしよう?と悩んでいたように、今も苦しい思いをしている家庭がきっとあるに違いない。そういうご家庭の希望の光になれるように、明日からまた努力を重ねていこう!!と原点に戻れたありがたい一日でした。

事務局長 小宮位之