國學院大學での講義の感想発表の第二弾です。

●お金に関する感想もありました。

「お金が全てでないと学んだ。」
「お金より大切なものがあると感じた。」
「人生を豊かにするのは、お金だけではないと思いました。」
「経済学の講義で人の温かみを感じることができて良かった。」
「企業の経営のためには利益が全てと考えていたから、こんな講義を受けることができて良かった。」
→正直、すごく嬉しい感想です。私は小さいころから貧困家庭に育ったので、「お金さえあれば」と悔しい場面も沢山経験しました。けれど、だからこそ、お金が全てでないことも学びました。一番学んだのは、父が少年野球のコーチを25年間したことです。一円の役にも立たないことを25年間も続けて、子どもたちの育成に真剣な父を見て、「お金はもちろん大切だけど、それだけで人生が決まるわけではない。」と実感したからです。晩酌をしながら昼間の練習の様子を語る父は、本当に野球と子どもが大好きなんだなと思いました。父を超えるには長くやるしかない!!と考え、つばめ塾は、30年間やるつもりで設立したのです。

●講義の中で、論語の「徳は孤ならず、必ず隣あり」を引用し、徳を志に置き換え「志は孤ならず、必ず隣あり」と伝えました。自分には人徳がないけど、「経済的に苦しい家庭の子どもたちを応援したい」という志だけはあった、と思っています。

「志は人を引き付けるという言葉が印象に残った。」
「志を持つ人に、人が集まってくると感じた。私も志を持とうと思う。」
→現代は、志というものが少し薄いと思っています。もちろん私も大学生の時に志を立てたわけではありませんが、大切なことに違いはありません。お金は当然大事ですが、変にお金に惑わされず、貫くものがあるといいですね。(私は貫きすぎてお金が、、、笑)

●次に、楽しみや生き方に関する感想も多かったです。

「ボランティアを楽しみながらされているのがいいと思った。」
「自分の理念で人生を歩んでいけるのはカッコイイと思いました。」
「自分のやってきたことが実を結ぶというのは話を聞いているだけでもとても楽しそうに見えた。」
「”お金がなくても、やりたいことをして、毎日が楽しくておもしろくて、ワクワクする”と話されていたので、私もそんな生き方がしてみたいと思いました。」
→正直に言いまして、ここまで自由にやらせてもらっているのは、妻の理解があればこそ。本当に感謝です。「まあね~パパが貧乏な家に生まれて大変だったのは聞かされてよく知ってるからね~似た境遇の子を見て、ほっとけないでしょ!!」といつも笑って応援してくれています。おかげで、毎日つばめ塾の活動ができて、楽しくて、有難くて、やりがいがあって、「人生ってこんなに生きがいがあるんだ!!」と感謝の日々です。

●OBに関するコメントも。

「國學院のOBがこういう活動をされているのが嬉しかった。」
「大学の先輩が活躍している姿は良い刺激になりました。」
→後輩の良い見本になれるかわかりませんが、私なりに努力します!!

以上、第二弾でした。まだまだ続きます、、、笑

理事長 小宮位之