昨日、韓国公営KBSテレビの取材を受けました!!
これは、3月16日(金)に放送される「明見萬里」という番組の一部になるそうです。(あくまで予定です。)テーマは「日本の先端教育と教育格差」だそうです。
番組自体は、毎回有識者が講演をして、その中のVTRとしてつばめ塾が紹介されます。
今回は撮影クルーの他に、講演者として、韓国光州科学技術院の金熙三准教授もいらっしゃいました。
最初にアミダステーションで行っている授業風景を撮影。
次に、アミダステーションの2階で、「はちおうじ子ども食堂」のみなさんが行っていた「おにぎり作り」を撮影。月に2回ほど、つばめ塾の塾生のためにおにぎりを届けて下さったいるのです。
次に、北野教室に移動して撮影。生徒と講師にインタビュー。最後に私へのインタビューが行われました。
初めて通訳付きのインタビューを受けましたが、なかなか難しいものでした。私が述べた見解は以下の通りです。
現在の日本は教育格差が広がっている。これを食い止めるには、国は、国がやるべきことをやる。民間団体は民間団体としてしっかりやるべきことをやるべき。まず国は、公立の小中学校の教師が様々な問題に時間をとられ、生徒に向き合う時間がほとんどないことを問題にし、しっかり対策を立てるべき。学習支援の分野において、経済的に苦しい家庭に税金を投入すること自体を否定はしないが、税金を投入するということは、どこかに基準線を引くことになる。そうすれば、その基準からちょっとはずれた人たちは支援を受けられない。ここにこそ、私たちの出番がある。
未来を切り開くには、「努力すれば報われる」と感じる社会が必要だ。生まれた家が経済的に苦しいという条件だけで将来が左右されてはならない。お金が厳しくても、人の善意によって助けられ、それがまた本人の原動力となって、また助け合うという「つばめ」のようなサイクルを作り出すべく、活動している。
このようなことを答えました。文章にするといいんですが、実際にはしどろもどろで、、、(笑)
撮影クルーと記念に撮った写真の、右から2番目にいらっしゃるのが金准教授です。若くてビックリしました!!
生徒へのインタビューで、塾生が前向きな発言をしてくれたのが嬉しかったですね。普段面と向かって聞くことがないので。
いつも無料で「アミダステーション」を貸して下さる延立寺の松本ご住職さま、「地域サロン スーヴェニールの森」を貸して下さる数井クリニックの数井先生とスタッフの皆様、本当にありがとうございます。生徒・保護者に代わって、深く感謝申し上げます。おかげさまで塾生たちは安心して勉強できております。
これからも、教育格差を少しでも縮めて、活力ある社会を作り出すために努力を重ねて参ります。
特定非営利活動法人八王子つばめ塾理事長 小宮位之