みなさまのお陰さまをもちまして、八王子つばめ塾は本日無事に3周年を迎えることができました。生徒、保護者、講師、寄付者、関係者のみなさまに改めて感謝を申し上げます。

さて、8月28日の記事で、今までの3年間は振り返りましたが、これからのことを少し書きたいと思います。

細かいことを書くと長くなるので大まかな方向性だけを書きます。
まずは学力向上です。生徒一人一人の学習状況を把握しきれていない面も多く、どのように改善していくか、講師と事務局で日々奮闘中です。新しいシステムの導入も検討しております。

次に教室について。現在、第六教室を開くべく動いております。詳細が決まりましたらお知らせ致します。

児童養護施設での学習支援について。現在神奈川県相模原市にある「中心子どもの家」さまで学習支援を行っていますが、その充実を図ります。

社会とつながる教育ついて。現在は学校の勉強だけをしていますが、これからは、社会に出て役に立つ「経済」のことなど、生徒の興味・関心を高める講座を開催していきたいと思います。
将来的には、「就労意欲を高める教育」「日本の役に立つ人材の育成」「世界に活躍する人材の育成」を視野に入れた無料の高等教育の場を作っていきたいと思います。
これに関しては「夢みたいなことを!」と言われそうですが、決してそうは思いません。3年前の今日、実際には何も存在しませんでした。つばめ塾のHPと私が一人いただけでした。授業も実際には始まっていませんでした。しかし3年経ったら、生徒が70名、講師が70名、教室が5つの無料塾ができていました。そう考えると決して夢ではありません。お金があれば世界に羽ばたく人材となる道が開かれ、お金がなければその可能性が閉ざされるという事だけは避けなければなりません。実際、30年経ったら一人もそういう人材が育たないかもしれません。しかし座して現状を嘆くよりは、立ち上がって、足を一歩前に出すべきであります。挑戦し続けるべきであります。

つばめマグカップ3周年を記念して、浦松元理事がつばめのマグカップをプレゼントしてくれました。これで大好きな麦茶を飲みながら、じっくり取り組む事にしましょう。