第三教室の藤田先生から、授業のレポートが届いていますので、ご紹介します。
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昨年2月から英語のボランティア講師をしている藤田と言います。一般企業の定年退職者です。たまたま見ていたTV番組で「つばめ塾」の存在を知り、その趣旨に共感し、微力ながらも講師を務めさせてもらっています。

現在、第三教室の生徒は、同じ中学に通う3年生女子の2名で、当初からの持ち上がり生徒です。土曜日の午後に2時間授業をしています。2人ともに部活もよく頑張る明るくて真面目ないい子なので、是非とも希望する都立高校に送ってあげられるよう英語の指導をしたいと思っています。

授業のやり方ですが、何事も基礎が大切なので、その土台となる教科書を中心に、その他参考書や問題集も参考にして、教材を作成しそれを使った授業をやっています。市販の教材ですと、学校の授業との関連性や親近度が低くなる傾向があるため、今使っている学校の教科書の内容とそれに準拠した問題を多くやるという進め方をしています。しかし、3年生になり、受験に向けた総合力が必要になりますので、実力をつけるため今後は市販のドリル使用などの比重も高めていきたいと思っています。いつも生徒には、“実力をつけるためには数多くの問題をやること”、そして、勉強に取り組む姿勢としては“苦あれば楽あり”という言葉の意味をかみしめるように言っています。

生徒の様子ですが、当初はやはり受け身というか、静かで、また、成績もどちらかというと中くらいという印象でしたが、今は明らかに成績もアップしてきて、この頃はどんどん質問が出るようになりました。質問が出るということは、よく分かってきたということです。私のうっかりミスを指摘されたこともあります。また、先日、2年生の春休みの宿題で単語100語が出され、3年生の初めにそのテストがあるというので、塾でもそれを学習したのですが、なんとAさんは100点満点を取りました。また、Bさんも高得点だったようで、私もとても嬉しかったです。生徒にやればできるという自信がついたようで、それが何よりも大切なことだと思います。これから2人がどれだけ伸びるか楽しみです。
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つばめ塾の強みは、色んな年齢層で、色んな経験を積んで来た先生がいるところです。藤田先生は定年後の余生を、ただ単に自分の楽しみだけにせず、未来ある子ども達のために無償でご尽力下さっています。その姿勢に生徒も触発されて真剣な学びへと繋がっているのだと思います。
私もその姿勢に学ばせて頂き、定年後も当然つばめ塾の為に尽力する気持ちを新たにしました。

事務局長 小宮位之