ある日、新宿から京王八王子まで準特急に乗り、先頭車両で前を見ながら帰っていました。
そのとき、通過した駅のホームで幼稚園と小学校くらいの兄弟が、何かポーズをとっていました。
猛スピードで通過する中、何のポーズだろうと目を凝らすと、「敬礼」でした。
すると次の瞬間に運転士が敬礼をし返したのです。
次の瞬間、子どもたちが「おぉ~」という表情をしたのです。
時間にしたらわずか3秒足らずの出来事でした。
「とても素敵な運転士さんだな」と、こっちまで心があったかくなりました。
人を笑顔にし、明るくするには、お金も時間もかからないものだと思いました。
その瞬間瞬間に、人に笑顔で接したり、やさしい言葉かけをしたり。
明るい社会にするには、一人ひとりの一瞬が大切なのだと実感した京王線の車内でした。
明るい社会をつくりたい。そんな思いでつばめ塾もやっています。
事務局長 雑感でした。