先日、中学3年生向けの夏合宿を行いましたが、最後に感想文を書いてもらいましたので、主な感想を抜粋してお伝えします。

【先輩から高校の話を聞いて感じたこと】
「自分が想像していた高校生活より、もっと楽しそうで、より勉強を頑張ろうと思えました。」
「やっぱり基本を固めること。毎日の積み重ねは大事だと思いました。」
「高校の特徴はよく知ってから決めたほうがいいと思った。」
「夏休みの勉強をどれだけすればよいかや、模試などの大切さがわかった。」
「先輩は、高校をすごく楽しんでそうだった。」
「先輩も、このつばめ塾に来て点数が上がったと言っていたので、不安が少し減りました。」
「高校にはかなり細かく特徴があるんだなと思った。今まで行事や偏差値しか見てなかったので、もう少し調べたい。」
「先輩は、みんな努力して高校に入ったんだなと思った。」
「専門の科のある高校でも、普通の科目の授業もあることがわかり、視野に入れていこうと思いました。」
「高校は中学より楽しそうだと思った。僕の行きたい高校の先輩が来てくれたので、イメージがわいて良かったです。」

【この合宿で頑張ったこと、気づいたこと】
「家だと集中力がすぐ切れてしまうが、合宿では集中して勉強できた。」
「模試をやってみて、自分の実力がないことが分かった。」
「都道府県の県名を、隣の人に教えてもらいながら、一生懸命に覚えた。」
「初めはとても緊張していたけど、前より問題を解けるようになって良かった。」
「とにかく集中しできるように、ただ話を聞くだけでなく、ノートを取ったりして集中力が切れないようにした。」
「授業内で発言を沢山するように心がけた。」
「自分の中でメリハリをつけた。」
「隣の人が都道府県を覚えるのを手伝った。」
「理科と社会が絶望的に苦手なので、苦手な分野は特に話をしっかり聞いて頑張った。」
「理科と社会が少し好きになれたので良かった。」
「普段、勉強が進まなかったところができるようになって、楽しく、嬉しかったです。」

【合宿の感想】
「苦手なところが分かったので、克服したい。」
「みんな優しく話しかけてくれたり、先生が細かく教えてくれてうれしかった。良い機会を作ってくれた先生方に感謝です。自分が変わるために必要なことを教えてもらったと思う。」
「理科の先生の雑談が面白かったので、楽しみながら勉強できた。他の教室の3年生とも初めて会えて、仲良くできたので嬉しかった。一緒に受験を乗り越える良い友達になれたと思う。」
「どの先生の解説もわかりやすくてよかった。」
「楽しんで、しっかり学ぶことができてよかった。」
「一生懸命に教えてくれた先生方に、高校合格をお礼にできるように頑張ります。」
「ずっと現実逃避をしていたけど、今の実力がわかって、悔しかったので、この思いをまあいいやで終わらせずに、前向きな気持ちで頑張りたい。」
「1日中勉強するのが初めてだったので、心配もあった。確かに疲れたけど、集中してできたと思う。」
「一人で勉強だとつまらないし、やめたくなってしまうけど、隣に人がいてくれると勉強が楽しくて、苦痛じゃなかった。」
「家ではメリハリがつかないけど、勉強しやすい環境を作ってくれて、モチベーションが上がって、楽しく学べました。先生方には感謝しかないです。」
「一つ一つの授業が面白く、わかりやすい説明に加え、先生方も優しかったので、思っていた以上に楽しい合宿になりました。」

以上のような感想が述べられました。思ったより、自分のことを分析できていて、これからやるべきことも少し見えてきているように思えました。一番印象的だったのは、「隣に仲間がいる意味」を見出した子がいたことです。これを感じる生徒が多かったということは、やはり人間は、他の人との関わりの中からエネルギーを得ているんだと感じました。つばめ塾は、これからもここを大事にして、子どもたちを応援していきたいと思います。

事務局長としては、普段授業をもっていませんので、この夏合宿と冬期講習が一番好きな行事なんです。この2日間、私自身が楽しくて楽しくてたまりませんでした。もしつばめ塾がなければ、塾に行けていないか、もしくは家計を削って保護者が出すはずです。それを、完ぺきではないものの、無料で実施できていることを思うと、これ以上ない喜びを感じます。私には趣味がないので、つばめ塾をやっている時間が一番楽しいです(^^♪

このような実り多い合宿ができたのも、会場を提供して下さった延立寺の松本ご住職さま、資金を提供して下さった全国の寄付者のみなさま、そしてボランティア講師のみなさまの温かいお気持ちのおかげ様です。生徒、保護者に代わって、深くお礼を申し上げます。

事務局長 小宮位之