今日の午後、八王子市にある、東京純心女子中学校2年生の方のインタビューにお答えしてきました。
これは、NPO活動をしている団体を、生徒さんが主体的になって調べ、そして実際にインタビューをして、後日発表するという取り組みだそうです。
今日は中学校にお伺いして、6名を前にしてお話をしました。
最初に、今年2月にNHK教育テレビのハートネットTVに取り上げられた番組を10分ほど見ていただきました。そのあと、質疑応答になりました。十分な下調べはされているようで、「そもそも無料塾ってなんで必要なんですか?」のような初歩的な質問はなく、「コロナ禍での対応は?」「小宮さんがそこまで熱心に取り組まれている原動力とは?」「大学進学の状況はどうですか?」など、HPではわからない、直接聞くべき質問をいくつも出してこられました。質問内容がとてもよく、驚きました。
また、中学2年生という若い学年ながら、大変に礼儀正しく、真剣に聞く姿にこちらもついつい熱が入ってしまい、喋り過ぎてしまいました、、、(お前の話はいつも長いだろ!!という突込みは無しでお願いします笑)
今日の八王子は午前中大雨でしたが、午後には晴れて日差しが強かったです。その晴れた青空のように、明るい気持ちで校舎を後にすることができました。
私は、時間の都合が合う限り、学生さんからのインタビューは必ず受けることにしています。それは以下の思いからです。
まず、無料塾はまだまだ知られていない存在です。これをわざわざ聞きたいという方には、積極的にお話しなければなりません。
また、この学生さんたちが、将来無料塾を立ち上げてくれるかもしれない。立ち上げなくても、講師になってくれるかもしれない。講師になってくれなくても、将来の恋人や旦那さん、奥さんが「無料塾でボランティアしてみたいんだけど」と言ったときに、「そんな下らないボランティア辞めとけ!」と言わずに、「昔聞きに行ったことがあるよ。ぜひ行ってきなよ。」と言ってくれるかもしれない。
そう考えたら、お話を断る理由など、何一つとしてありません。
無料塾の広報活動は、「伏流水」のようなものだと考えています。今話したからと言って、すぐに出るものでなく、半年や数年経ってから、ある日突然ポコッと湧き出るものだと思います。
前々から公表しておりますが、八王子つばめ塾の中で私だけが唯一、月額7万円の理事報酬を頂戴しております。これは、NPO法人としての機能を責任もって維持するということと共に、無料塾の理念を全国に広めるという大事な役目を頂いております。
※この月額に関しては、当時必死になってやっていたバイト代の相当額を理事報酬として出してもらい、その分、全力で法人運営に当たるという意味合いで額が決まっております、、、
全国のみなさまから頂戴した貴重な寄付金の中からいただく理事報酬を無駄にせず、これからも無料塾の広報や発展に尽力していきたいと思っております。
八王子つばめ塾理事長 小宮位之