夏の報告の第2弾です。

中3生向けの夏期講習

夏合宿とは別に、昼間に、理科講義型2回、社会講義型4回、自習型5回の夏期講習を行いました。(夜は英語や数学の授業を、お盆など関係なく普段どおりにおこなっています。)
私はずっといたわけではなく、各先生にお任せするときもあったのですが、短い夏休みの間、毎日のように夏期講習があり、鍵開け等でそれなりに忙しかったです。

高校3年生の夏期集中講義(英語)

8月に4日間、午後2時から9時までの英語の集中講義が行われました。単語や長文の読解まで、大学入試に必要な解き方をたっぷり伝授しました。6名が参加しました。

最後の挨拶で、事務局長の私が以下のような主旨の挨拶をしましたので、記しておきます。

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みなさん、この4日間はどうだったでしょうか?しっかり英語の力がついたのではないかと思います。さて、この集中講義中、夕飯は毎日ファミレスなどで外食をしましたね。それは、講師が夕飯を作るなどすると勉強に集中できないので、そこは外注しようと思ったからです。またその際に、「お金のことは気にせず、何を頼んでもいいよ。」と私は言いました。それは、私がとても貧しい家に育ち、ほとんど外食しなかった上に、たまにレストランに行っても、親に遠慮して好きなものは注文しなかったという子ども時代を過ごしたので、せめてこの夕飯くらいは好きなものを食べさせてあげたいという私の気持ちからでした。でもこのお金は全て寄付金から出ています。私のポケットマネーからではありません。全国の寄付者の方々は、みなさんの頑張りを期待して、寄付をして下さっています。私は、みなさんに投資をしているつもりです。投資には当然見返りを期待します。見返りのない投資はあり得ません。では何を期待しているか。将来社会人になって稼いだら、つばめ塾に寄付しろとは言いません。それは今まで苦労して育ててくれた保護者の方に恩返しに使ってください。でも、経済的に苦しい人、弱い立場にいる人に心を遣うことはできます。みなさんが将来就いた職業の中で、そういう立場の人のために何ができるか、自分なりに考え、動くことはできます。そういう見返りを期待しています。つばめ塾は、世の中を良くしたいと思って8年前に設立しました。だから、みなさんが世の中を良くするために動いてくれることが最大の恩返しなのです。それが、寄付者の方が一番喜ばれることだと信じています。この4日間で、「有難いな~」と思ったら、とにかく勉強してください。それが一番大事なことです。

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このような話をさせてもらいました。みんなしっかり聞いてくれました。夏が終わればすっかり忘れてしまうと思いますが、将来働いた時に、「そういえば高3の時に、、、」と少しでも思い出してもらい、「お互い助け合って生きていこう」と考える一助になってもらえればと思っています。

夏合宿、夏期講習、集中講義など、実施に際しての費用は全て寄付金から賄わせて頂きました。生徒にとって、実り多い夏になったと思います。全国の寄付者、支援者のみなさまに、生徒、保護者に代わって、深く感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございます。

事務局長 小宮位之