皆様のおかげ様で、7月20日、21日の「中3生夏合宿」が無事に終了しました。1日目は20名、2日目は26名の参加でした。
2日目の目玉は何と言っても、昼食後に行った「高校生の先輩に話を聞く会」です。今年は都立八王子北高校と都立富士森高校の1年生、2年生合わせて5人の「つばめ塾の先輩」が話をしに来てくれました!!
高校での勉強のこと、部活のこと、バイトのこと、スマホのことなど、高校生のリアルをきくことができました。また、質疑応答では、積極的に手が上がり、「この夏休みにやっておいたほうが良い勉強法は何ですか?」「八王子北高校では○○部は盛んですか?」「高校見学は何校くらい行きましたか?」「高校では部活に入るのは必須ですか?」など次々に質問が出ました。事務局長として本当に嬉しかったです。つばめ塾は、最大で週2回しか通うことはできません。単純に通塾日数なら普通の有料塾にはかないません。そこで、追いつくには「やる気・モチベーション」を上げることで自分の勉強を加速させるしか方法はありません。中3生に感想文を書いてもらいましたが、「行きたい高校の先輩が来てくれたので、勉強頑張ろうと思った」とか、「インターネットでは得られない話を聞けたから良かった」「高校生は楽しそうだから、頑張って高校に行こうと思った」など、みんな前向きに捉えていました。
41歳の事務局長が偉そうに「高校とはな!!」などご高説を言ってもちっとも響きませんが、現役の高校生が、それも昨年、一昨年までここで学んでいた卒業生が「高校はね、、、」と丁寧にアドバイスしてくれたら、中3生にとって大いに嬉しかったと思います。卒業生のみなさん、どうもありがとう!!貴重な夏休みの時間を割いて後輩のために来てくれて本当に感謝しています(^^)/
さて、二日目は18時まで行いました。午前中は国語の解き方から実際の模試の過去問を解いてみました。午後は理科、社会を同じようにやってみました。
生徒の感想文の一部を紹介します。
「自分の弱点が分かったから、夏休みで復習したい」「自分の実力がやばいことが分かった。気合入れて頑張る!!」「先生方が丁寧に教えてくれたから面白かった」「1日でこんなに長く勉強したことなかったけど、これを機に勉強頑張りたい!!」などなど。
今回の夏合宿の一番の収穫は、「自分はもっと勉強をしなければならないのだ!!」と自覚できたことです。勉強は自分がするものです。私たちはその伴走しかできません。
今回は延べ13名の講師の方々が教えたり、雑用をしてくださいました。また、今回の昼食代、飲み物代などは全て全国の寄付者の方からの寄付金で賄われております。さらに、今年も30kgのパスタを生徒に配ることができました。
講師のみなさん、寄付者のみなさま、パスタを送ってくださる方、会場をお貸し頂いた松本住職さま、本当にありがとうございます。
この後、休み中には夏期講習を7日間企画しています。
これからも経済的に苦しい家庭の子供たちが希望を失わず、前向きに学生生活を送れるよう、支援を続けて参ります。
事務局長 小宮位之