11月10日(土)、「はちおうじ志民塾」に招かれて、講演をしてきました。
「はちおうじ志民塾」とは、「これから定年を迎える、またはすでに定年を迎えた方々(概ね50歳以上の男女)を対象に、これまで培ってきた知識や経験を活かし、社会貢献活動や地域活動などの担い手として、地域に根ざして主体的に活動をしていただくことを目的とした講座」です。
有難いことに、2年連続でお声がけ頂いたので、喜んでお話をしに参りました。

20名弱の方が真剣に聞いて下さり、私の方も真剣に話すことができました。他の講演では、「小宮さんの講演は漫才聞いてるみたいで楽しい」と笑って下さる方が多いのですが、今回は、今後何らかの活動を目指すという具体的な目標のある方々ですから、笑わせてばかりもいられません。八王子つばめ塾を語るには、最低90分が必要ですが、今回は40分間しかないので、要点をまとめ、捲し立てるようにお話しました。
でも、私が伝えたことは一つで、「理念を大切にしてください。」ということです。八王子つばめ塾は設立以来、一瞬も変わることなく、「経済的に苦しい家庭の子供たちを応援したい。」「いつか戻ってくるつばめのように、人材育成をしたい」ということを続けてきました。そのうち、応援して下さる方が増えてきて、活動が大きく広がってきました。その理念を忘れて、団体が存続するためだけに活動をしていても意味がありません。

これからも、経済的に苦しいご家庭の子どもたちのために役に立つ八王子つばめ塾でありつづけられるよう、私自身が努力を重ねていきたいと思っております。

理事長 小宮位之