昨日は國學院大學経済学部の「現代の企業経営」という授業で、講演して参りました。2年前にも同じ講義で講演してしており、2回目になります。
今回は100名以上の学生さんが一生懸命聞いてくれました。
前回までのゲストはこの資本主義社会で、活躍されている一流企業の素晴らしい経営者や幹部の方の講演でしたが、今回はNPO法人という「人の善意」を原資にして世の中で活動をしている団体ですので、少し様相が変わっています。
今回の題は呼びかけも含めて、「子どもの貧困対策に、人々の善意を!!」にしました。
終わった後も何人か質問に来てくれたり、みんな熱心に聞いてくれました。
呼んでくださった宮下准教授と、こくぴょんの前で記念撮影(笑)
事務所の前に、大学のマスコットキャラクター「こくぴょん」の埴輪があったのが、本当に受けました!!(笑)
あと、大学のサークル時代の友人で、今はつばめ塾HPの運営なども手伝ってくれ、今回の写真も撮ってくれた常山くんと一緒に。
また、経済学部事務局の皆様から、「学びたいと思う全ての人に、平等に学ぶ場所が提供されますように」とメッセージを付けて、現金の寄付がありました。どうもつばめ塾のために募金箱まで設置してくれているみたいです。本当に感謝です。
八王子つばめ塾を始めて1年位経ったころ、妻と「10年くらいつばめ塾を頑張ったら、母校の國學院大學からどこかの授業で話してくれとか来るかな~」なんて話をしていました。ところが3年目で講演をし、さらに今回2回目という、有り難いご縁を頂きました。
今回は「資本主義社会と格差の関係」、「行政の委託事業をなぜ受けないのか」など、経済学部の講義だからこその話もいろいろしました。もちろん私の主張が全て正しいとは思っていません。ただ、「人の善意」という経済学では測りようのない要素を最大限に活かしたつばめ塾のことを知ってもらい、これからの社会が「お金」以外の価値観とどうやって対峙していくかと、「考える」きかっけになればと思い、講演させて頂きました。
理事長 小宮位之