毎年のように呼んで頂いている國學院大學経済学部での講義。「現代の企業経営」の授業のリレー講義で、今年も呼んで頂けました。國學院では卒業生のことを「院友」と呼ぶのですが、「院友」枠で呼んで頂いて、嬉しい限りです。
今年は150名ほどの学生さんが受講していました。
夏に放映された「日本のチカラ」の番組ブルーレイを見てもらおうとお持ちしましたが、機器の不具合で放映できませんでした。
「番組鑑賞」を前提にして作ったスライドでしたので、調子狂いました(笑)
もちろん、放映しなくても動揺することなど全くないんです。つばめ塾のことなら、何分でも話せますから。かつてトータルで4時間半頂いても話し尽くせなかった経験がありますので(笑)
何が調子狂ったかというと、「番組見ないなら、詳しく話せるじゃん!!」と油断してしまい、前半、かなり詳しく話してしまったんです。そして前半は、「格差の現状」や「無料塾との出会い・感動」など、力を入れるところだったので、熱く語りすぎました。後半に「経営」の話をする予定だったので、時計を見たら、「しまった!!前半話し過ぎた、、、、」となりまして。。。後半は要点だけをさらっと話すだけになりました。
経済学部の講義なのに、「経済、資金繰り、経営」の話をあまりせず、ひたすら、「経済的に苦しいご家庭がいかに大変か」「いかに無料塾に感動して始めたか」を熱く語るだけの講演になってしまいました。ごめんなさい。みなさんの印象に残ったのは、「やたら声がでかくて、むさ苦しい無料塾おじさん」ということになってしまったと思います。大変申し訳ございませんでした。
ただ、こんな講義でしたが、講義後に、東京つばめ無料塾で学んでいた生徒のお兄さん、数か月前につばめ塾を見学に来てくれた文学部史学科の学生さんをはじめ、5人もの方が、質問や感想を言いに来てくれました。嬉しかったです(^^♪
授業の最初に、「無料塾を知っていた人!!」と手を挙げてもらったら、5人しかいませんでした。認知率3%前後です。一方、子ども食堂のことは9割を超える学生さんが知っていたわけです。ということは、145人ほどの方に無料塾のPRができたので、大変有意義な講義になりました。無料塾の広がりも、ボランティア講師も、生徒も、寄付などの支援も、「知る」ことがなくては、何も始まりません。これからも、何とかして無料塾の認知度向上に努めていきたいと思います!!
理事長 小宮位之