報告がかなり遅くなり、申し訳ありません。
駅前教室の冬期講習後半(1月4日~6日)についてです。
1月4日は、南大沢教室と合同で、都立高校推薦入試の作文等の指導会を行いました。
冒頭、私は生徒にこう言いました。
「都立高校の推薦試験の倍率は、2~3倍と高い。だから、落ちる可能性も高い。だけど、やる以上は受かる気で真剣にやろう。もし適当にやるなら、みんなが面接練習や作文対策をしている時間が無駄である。その間、一般入試狙いの子は必死に勉強をしている。だから、落ちると思ってやるなら、今すぐ推薦受験を辞退した方がいい。つばめ塾が推薦入試に力を入れるには、理由がある。各高校は、推薦入試で、リーダーを求めている。クラスの、学校の、この社会のリーダーを求める入試なんだ。学力だけなら、一般入試で点数順に並べるだけでいい。でもそれではリーダーかどうかはわからない。クラスの雰囲気を、学校の雰囲気を、前向きにリードしてくれる生徒が欲しいんだ。そして君たちは必ず将来、リーダーになる。アルバイトであろうと、2年も働いていれば、それは立派なリーダーである。この推薦の練習を通して、リーダーとは何かを学ぶ。そのためにつばめ塾は講師を招いて真剣にやっている。今日は真剣にやろう。」
私は、都立高校は、各学校のリーダーを求める傾向にあると分析しています。そしてそれは、私がウガンダの奥地で誓った「この世界を1ミリでも2ミリでも良い方向に善導できる若者を育てよう」という方向性と一致しています。だから力を入れているのです。
作文指導が上手な講師が4時間近く、みっちり見てくれました。
そして、5日ですが、お昼休みに、すぐ近くにある「子安神社」に希望者で初詣に行きました。
今年は参加者が多く、希望者がおみくじを引いたり、絵馬を書いたり、お守りを買ったりしました。今、「水おみくじ」なんていうのがあって、水にぬらすと字が浮き出るという、面白いものでした。(これらは、塾の経費にできないので私の自腹です笑)
私が絵馬に書くことは毎年同じです。「実力が発揮できるように」ということです。奇跡がおきてしまっては、不幸の始まりです。万が一奇跡が起きて、実力相当でない高校に入ってしまったら、大変です。それよりも、今自分が培った実力を全て発揮できる環境、体調を祈るのが一番大事だと思っています。
この冬期講習を通して、一斉講義の理科・社会だけでなく、個別指導の時間を設け、希望科目の過去問を講師と生徒で一緒に取り組みました。これには、普段のボランティア講師に加えて、つばめ塾の卒業生で高校3年生の子や、高校2年生の我が家の愚息(長男)も参加してくれ、後輩のために力を尽くしてくれました。「つばめ」が返ってきてくれて、有難いです
つばめ塾は人材が豊富なのが自慢ですね。
写真は、子安神社に初詣に行った時と、年末最終日29日の夕方、「受験生を励ます会」をやった時の写真です。
励ます会では、ピザを食べ、都道府県ビンゴをやって「図書カード・お菓子」争奪戦が繰り広げられました(笑)
最後に、支援者の方からメッセージ付き図書カードを一人ひとり渡して終了しました。
冬期講習の昼食は全て寄付者の方からの寄付金が使われております。全国の寄付者のみなさま、本当にありがとうございます。
事務局長 小宮位之