過日、「清水育英会×中央共同募金会」さまから、「経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成」を頂きました。これは、普段の学習支援に加えて、食料贈呈などの助成もセットにしたプログラムです。

【助成団体決定】清水育英会×中央共同募金会「経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成」の助成団体を決定しました

この助成金は、駅前教室で使っている「クリエイトホール」、南大沢教室で使っている公民館施設の利用料の一部に充てさせて頂きます。また、普段から塾生、卒業生に対して行ってる「お米、パスタ」の支援のうち、特にお米の購入に充てさせて頂くことができます。本当に感謝申し上げます。

特に、物価の高騰が激しく、食料等の値上げが顕著です。育ち盛りの子どもたちを育てる塾生、卒業生のご家庭に、直に影響が出るものと思われます。そこでつばめ塾では、今月23日に、塾生・卒業生の家庭対象の「お米頒布会」を企画しました。現在26家庭の申し込みを頂いております。配る予定のお米は250kg、パスタ55kgにもなります。つばめ塾は幸いにして、元横山教室に食料倉庫を保有しておりますが、これだけのお米を一時に保管できるわけではありません。また、頒布会を実施する時に、必要な量のお米のご寄付がちょうどあるわけでもありません。そうすると、スーパーでお米を一度に買える資金をご提供頂けることは、大変有難いことだと思っております。今はいつもお世話になっている「イオンフードスタイル八王子大和田店」さまにお米をちょくちょく買いに行っております(^^♪
(イオンフードスタイル八王子大和田店さまには、「黄色いレシートキャンペーン」からのご寄付で本当にお世話になっております!!)

現在、22年度の新米のご寄付が始まっております。普通の精米のご寄付に加え、玄米でのご寄付も大歓迎です。つばめ塾には、支援者の方からご寄付頂いた「家庭用最大級の精米機」がございます。私が元横山教室にいる時は、ガーガー精米しております!!(笑)

支援の在り方について色々な議論があることは承知しています。「過度な支援は、依存度が高くなるからやめたほうがいい」という考えがあることも事実です。しかし現代の日本で、育ち盛りの中学生高校生がいる家庭において、「お米を買うからおかずを1品減らさなきゃいけない」とか、「お米やおかずを買うために、普段お菓子は全く買えない」などということはあまりにも酷いと感じています。これは、塾生、卒業生の保護者から直接聞いた声です。私が幼少期の頃もこんな家庭でした。まずは保存性の高い「お米、パスタ」を少しでも支援して、その分、おかずを買ったりお菓子を買ったりすることができるように、これからも尽力して参ります。

清水育英会さま、中央共同募金会さま、この度の支援、ありがとうございます。塾生、卒業生、保護者を代表して、お礼を申し上げます。

認定NPO法人八王子つばめ塾理事長 小宮位之