11月6日(土)の午後から夜にかけて、中3生向けの都立高入試説明会を行いました。
入試の仕組みはだいぶわかっていると思いますので、スケジュールを重点的に説明しました。
また、その前後で生徒担当のボランティア講師が今の進路希望の聞き取りや相談を行いました。そしてその後に事務局長の私が、「塾はどう?勉強は進んでる?」「最後まで頑張ろう!!受験するのはお母さんでなくて、本人だからね!!」と励ましました。

 

そのうえ、面談以外の空いている時間には、大学生講師から5教科の個別アドバイスも受けられるという、サービス付き。無料のわりには、サービスが充実していると自負しております(笑)

塾生の顔つきも、前向きになってきており、ここから受験まで頑張っていこうと思います。しかし今年も、私立高校の併願を受けず、都立高一本の受験の子が多く、塾としても気が抜けない状態です。我が家の中3の愚息もいよいよ都立受験を迎え、保護者としても緊張の受験です。

まあこれも無料塾としての宿命です。「都立高に落ちました。残念だったね。では私立高校へ。」というパターンは、うちの主流ではありません。二次試験、後期試験も視野に入れて指導しています。ある意味、有料塾よりシビアな面があります。八王子つばめ塾の3年目の受験生が25名もいて、その中で何人か都立高不合格となり、後期試験や私立高校入学へと回りました。その時、めちゃくちゃ悔しくて、自分は事務局長失格なんだと落ち込みました。その日の夜、吐き気がして、夜中にはっと目が覚めたら、泣いていました。
ボランティア講師が生徒の合否に責任を感じる必要は一切ありませんが、事務局長は違います。
「塾生の都立高進学は自分の双肩にかかっているんだ」という真剣な気持ちで運営に臨んでいます。それは、多くの支援者、寄付者、ボランティア講師がいるからです。

また緊張感に満ちたシーズンがやってきました。

事務局長 小宮位之