みなさま、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。(遅くなってすみません、、、)

今年も方針は何も変わりません。学習支援を軸としつつ、経済面での支援をどのように行っていくか。今あるニーズにどうやって応えていくか。変化させつつ行っていこうと思います。

設立以来、思いはずっと変わっていないのです。「経済的に苦しい家庭にどうしたら物心両面にわたる支援ができるのか」ということを毎日考え、実行してきました。
寄り添うことはとても大事です。塾生に寄り添って教え、励ます。このことは変わらず行っています。しかし、現実には「頑張れ!!」というだけではどうしようもないこともあります。それは「お金」です。私自身が貧困家庭に育ちましたから、単なる精神論だけではどうしようもないことも骨身に沁みてわかっています。「お金か、お金に代わる価値のあるもの」を提供するこということを常に考えてきました。八王子つばめ塾設立の日には、思いはあっても実行する目途など全く立ちませんでした。設立して2年間、1円の寄付もありませんでした。しかし、今では多くのご寄付、食料やお菓子の支援、物資の支援を頂き、ご家庭を微力ながら応援できています。このことに深く感謝申し上げる次第です。

先日、高校3年生の卒業生が訪ねてきてくれ、「卒業後の進学が決まりました。ぜひ後輩を応援したい。」と申し出てくれ、実際に冬期講習で中学生に勉強を教えてくれました。

つばめ塾の「つばめ」は、ボランティアという巣から巣立った子どもたちが、その力に応じて、「人の役に立ちたい」という気持ちをもって欲しいという願いに基づいています。
みなさまのご支援は、確実に実を結びつつあります。本当にありがとうございます。

理事長 小宮位之