今回は、重要なお願いです!!
八王子つばめ塾では、学習支援のほかに、「奨学金事業」も行っております。
詳細は下に書きますが、「高校生教科書奨学金」をはじめとした「奨学金」へのご寄付をお願いしたいと思います。

八王子つばめ塾では、返済不要の5つの奨学金を運用しております。
詳細は→https://hachiojiswallow.com/?p=4043

特に、高校入学時は、とてもお金がかかります。卒業生の話を聞くと、「都立高校に入学したけど、制服やジャージなど諸々のお金がこの3月4月で、10万円かかった。お母さんが困っている」とのことです。私が貧困家庭に育ったのでよくわかりますが、分割ならなんとかなるんです。でも2か月で10万円出せ!!と言われたら、相当きついです。。。教科書無償の義務教育と違い、高校によってももちろん違いますが、どの学校も1万円以上はします。そこで希望者に「1万円」を返済不要の奨学金として活用してもらっているのです。
例年、卒業生の6割程度が申し込まれているのですが、今年はもともと42人と卒業生が10人ほど多い上に、申込率も85%となりました。このコロナ騒動で、厳しい家計状況の方が、さらに厳しい状況になっていることが大いに関係していると思います。

八王子つばめ塾の財政状況は、決して悪いものではありません。単に公民館代、その他の経費だけを使っているなら、完全に黒字運営できています。しかし、ため込んでも全く意味はありませんので、上記の奨学金として運用し、”現実”に厳しい家庭の子どもたちを、”現実”に応援していこうとしています。ただ、生徒の増加や家計状況の悪化によって、奨学金の申し込み自体が増加しており、財政を圧迫しています。もちろん、塾として経費のより一層の節約を行い、さらにご寄付が増えるように工夫を行っていきます。

単に奨学金をカットするのは簡単ですが、守りに入るのではなくて、みなさまに大いに呼びかけ、お願いして、塾生や卒業生を応援して頂きたいと思っております。

現金による奨学金に関して、様々なご意見があることは承知しています。「学習支援は良いことだと思うが、ご家庭に現金が渡るのはいかがなものか」とのご意見を頂戴することはあります。しかし、現在の新型コロナ感染症の影響で、「3月に始まるパートが無くなってしまった」「自営業の売り上げが減ってしまって生活がさらに苦しくなった」「子どもが自宅で昼食を食べるので、給食に比べて食費が物凄く増えて家計が厳しい」との声を塾生のご家庭から聞いております。生活が立ち行かなくなるようでは、勉強どころではなくなってしまいます。生活に少しでも余裕がでることが、子どもたちの環境の向上につながると堅く信じております。

八王子つばめ塾は認定NPO法人ですので、ご寄付は「税控除」の対象となります。

奨学金へのご寄付をどうぞお願いいたします。
ご寄付の口座等のご案内→https://hachiojiswallow.com/?page_id=269
(ご寄付頂きましたら、takayuki.komiya@802tsubamejuku.orgまでご連絡頂けると幸いです。確定申告の際に使える領収書を発行いたします。)

認定NPO法人八王子つばめ塾理事長 小宮位之