17日火曜日には、TBSの「ニュース23」に取り上げられ、多くの反響をいただきました。ご覧下さった方、どうもありがとうございました。
八王子つばめ塾の行う、「無料学習支援」「食料の援助」「奨学金制度」など、2分半の中にしっかり紹介をして下さって本当に良かったです。
さて、今朝の日本経済新聞の「漂流 大学入試改革(中)」の中で、八王子つばめ塾の理事長として短くコメントを掲載されました。その前には経済的に厳しいご家庭の高校生のエピソードも載っております。お時間のある方、ぜひお読みください。
このほかにも、2つの新聞から取材を受けており、そのうち記事になるかもしれません。
八王子つばめ塾では、日程さえ合えば、取材は断らないという方針をとっております。
それは、「経済的な格差の問題は、個人的な問題ではなく、社会問題である」との信念を堅く持っているからです。
社会的な構造のゆがみから、経済的に苦しい立場のご家庭にしわ寄せが来るのであって、「離婚するのが悪い」とか、「子供をたくさん産むから苦しくなるんだ」などの批判は全くの見当違いです。現代の日本は、「社会」を構成して生きているんだから、厳しい状態にあるご家庭に手を差し伸べて、一緒により良い社会を作っていこうという動きは「当然」のことであって、何も特殊なことではありません。
番組や記事を見た方が、自分には何ができるだろう?と自問され、子ども食堂やフードバンクの活動、そして無料塾の活動に一緒に参加して頂けることを願って、これからも世の中に訴え続けていきたいと思っております。
認定NPO法人八王子つばめ塾 理事長 小宮位之