ご報告が前後してしまいましたが、21日~22日の2日間にわたり、中3生対象の夏合宿が行われました。今回は理科社会を中心に都立受験に備えようということで、模擬試験をし、採点して解説をしました。あまりの低い点にショックを受ける子もいました。それもそのはず。中学校の定期試験は習った範囲だけが出るのに対して、模擬試験は今まで習った範囲のすべてが出てくるわけで、すっかり忘れてしまった項目もあるわけですから。
解説や授業を受けて、意識が変わったように見受けられた生徒もいました。これは真剣に取り組まねばと意識してもらえばこちらとしては嬉しい限りです。
2日目の最後に、感想を書いてもらいました。
「もぎテストを受けて、このままではいけないことが分かった。」など、模擬テストに関する感想と、各教科のポイントがわかって良かったなどの感想が見られ、一定の成果はありました。
また、1日目の昼食後に行なった「高校生の先輩に話を聞く会」の感想も聞きました。
「先輩方が高校生活を楽しんでいると言っていたので、私も高校生になりたいと思いました。」「今やっておくとよい事を聞けて良かった。これからの生活の参考にする。」「学校見学の重要性がわかった。」「先輩方は、勉強を頑張って受かったと思うので、自分も頑張りたい。」「先輩の話を聞いて、やる気が出た。」など、全員前向きな意見でした。今年初めての企画でしたが、やはり25年前に高校生だった私が声を枯らして(既に枯れてますが、、、)高校の重要性を説くよりも、1歳上の先輩が楽しそうに話す方が効果がありますね。当たり前か、、、笑
今回は、寄付金を使わせて頂き、2回の昼食はお弁当、1回の夕食はおかずを買ってきて、ご飯は2升炊いて、美味しく頂きました。これも全国の寄付者のみなさまのおかげ様です。また、お米23.5kg、パスタ6kgを希望者に配らせて頂きました(お米は食べた分も含む)。
皆様の善意は、こうして子どもたちに伝えられました。本当にありがとうございます。
これからも、経済的に厳しいことが不利になることのないよう、できることは少しでもさせて頂く決意です。
事務局長 小宮位之