昨日は、西東京市の田無において、「ぶれふるwithふれんず チャリティーコンサート」が開かれ、私も登壇させて頂きました。
まずはゴスペルの歌に圧倒され感動しました。その1部と2部の間に登壇し、最初に3月に放映された「ウエークアップぷらす」を見て頂き、その後20分ほどお話をさせて頂きました。
話の内容はいつも通りで代わり映えはしなかったですが、話し終わって自分の席でまた歌を聞いていた時に、しみじみとつばめ塾を始めたときのことを思い出しました。5年前の今頃は、義母の所有する学生寮が空き、やろうか迷っていたときでした。決意が固まった後も、私には何もありませんでした。志だけがそこに存在していました。「何とかして、経済的に苦しい子どもたちの力になりたい。」ただその一心だけがあったのです。しかし考えてみれば、大きく発展した今でも、この思いは全く変わることなく、毎日思っています。
義母に週1日の部屋の借用を申し出て、サーバーをレンタルし、無料でホームページを見様見真似で作り、生徒を募集し、講師を募集し、、、、国分寺の無料塾を見学させてもらい、色々教えてもらいながら、よちよち歩きで始まりました。
たった5年間でここまで大きくなるとは思いませんでした。さらに、ゴスペルのサークルのみなさんに「チャリティーコンサート」を開いてもらえるなど、5年前の自分には想像することもできないことでした。
こうして文章を書いていると、真剣に勉強を教えるボランティア講師の表情、情熱を思い出します。生徒のことを思って、自分の時間を使って、「自分には1円の得にもならない」けど、生徒のために授業をして下さるその横顔を思い出すとき、涙が出てきます。
私も事務局長として、負けてはいられません。明日からまた、経済的に苦しいご家庭の子どもたちのために、努力を重ねて参りたいと思っております。
コンサートを企画、実施してくださった「ブレフル」のみなさま、見に来て下さって、寄付をして下さったみなさま、本当にありがとうございました。貴重な「寄付金」と、「つばめ塾を続ける勇気」をもらいました。これからも頑張ります。
事務局長 小宮位之