今朝の毎日新聞多摩版にて、「フードバンク急増」の記事の中で八王子つばめ塾のことも載っております。
これは、毎週木曜日にパンを届けて下さる「フードバンク八王子えがお」さまが、冬期講習に届けて下さった事を記事にされたものです。
つばめ塾は現在、「フードバンク八王子えがお」に加え、「フードバンク八王子」「フードバンクTAMA」さまからもパンやお米などの提供を受けています。
(記事全文を載せられないので、分割して写真にしています。)
記事そのものは、以下のHPで読めるみたいです。
http://mainichi.jp/articles/20170108/ddl/k13/100/109000c
現在85人の生徒が通っていますが、そのうち25人が「お米プロジェクト」からお米やパスタを受け取っており、切実な問題となっています。伸び盛りの子どもたちのご飯を必要以上に節約することは、いいことではないと思っています。我が家は貧困家庭だったので、様子はなんとなくわかります。父親がいれば、おかずは3品以上ありましたが、父が仕事でいない時は、母が「今日はお金がないからおかずは1品でいいかい?」と聞くので、「全然いいよ」といつも答えていました。そういう日は安い「豚コマ」を醤油で焼いただけのおかずでした。
もちろんそれで私は「お金がないことへの耐性」が付きましたから別に何とも思っていないのですが、今の子どもには、「お米がないからちょっと我慢しなさい」はかわいそうだなと感じます。うちがお米を少しでも支援できれば、その分ほかのことにお金を使えます。そうして、なんとか乗り切ってほしいと思っています。
つばめ塾が「お米プロジェクト」を開始してから、多くのお米がつばめ塾に寄贈されました。私が愛情込めて小分けにし、お米1.5kg、パスタ500gのセットを、1月に1回、各教室まで届けています。記事にもありますように、「お米を頂いて、本当に助かっている」とご家庭からとても感謝されています。ご支援頂いている皆様に改めて深く感謝申し上げる次第です。
無償で学習支援を受けたり、お米をプレゼントされることで「こうやって助けてくれる人がいるんだ。」と感じてもらい、「自分もいつか困っている人の役に立ちたい。」と願う青年がつばめ塾から現れ、社会で活躍する日を夢見て、コツコツと活動を進めて参ります。
事務局長 小宮位之