8月19日から昨日まで、中野よもぎ塾さまの合同サマーキャンプに参加させて頂きました。
つばめ塾からは生徒4名、講師4名でした。
よもぎ塾の生徒さんが一生懸命計画されたことに乗っただけで、こちらはお世話になりっぱなしでした。
細かい様子は、よもぎ塾さまのブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/nakanoyomogi/
2日目の夜に、近くの温泉につかりながら、不思議なご縁に思いを巡らせました。
2年半前によもぎ塾代表の大西さまがつばめ塾を訪問してくださり、「私たちも無料塾を立ち上げます。一緒に頑張りましょう。」とお話しくださいました。
「一緒に勉強会をする」などは想像できましたが、まさか一緒にキャンプに行くことになろうとは、夢にも思いませんでした。
私はいつも述べているように、八王子の貧困家庭に育ちました。当時こういう無料塾があったら、絶対に通っていたと思います。
もし、私が無料塾に通っていたら、高校生、大学生になった時に絶対に関わっていたなと感じます。
無料塾があることで、安心して学べる場所がある。このことにものすごく大きな可能性を感じます。
無料塾があること自体が社会の問題という論調も見られますが、私はそうは思いません。
いつの時代も、保護者が急に亡くなったり、離婚することがなくなるということはありません。
その時に、政府がお金を配って有料塾に通わせるのではなく、「善意」をもとに、安心して学べるセーフティーネットが必要なのです。
通う人数が減ることは望んでいますが、無料塾が無くなるということは、どこかに「教育の不安」を残すことになります。
無料塾は有料塾の無料版や廉価版ではありません。有料塾では決して味わえない貴重な経験をしているのです。
そのことを実感した3日間でした。
中野よもぎ塾のみなさん、本当にありがとうございました!!
事務局長 小宮