10月26日、神奈川県相模原市にある「中心子どもの家」という児童養護施設を訪問しました。そこは8月から月2回程度、学習支援を行わせて頂いている施設さまです。
うちのボランティア講師のうち、経験豊かで信頼できる先生に行って頂き、色々支援を行っています。主に小学生を見ています。
そのご縁から今回、NPOの理事長である私と、実際に教えている先生と訪問させて頂いたものです。社会福祉法人中心会の浦野理事長さまはじめ、中心子どもの家の丹所長さま、相模原南児童ホームの職員の方ともお会いでき、「無料学習支援」について説明をしたり、意見交換をさせていただき、本当に有り難い時間でした。
何より嬉しかったのは、丹所長さまが「つばめ塾とは理念が合います。」と言って下さったことです。実はつばめ塾はボランティア講師の他に有形の財産と呼べるものは何一つとして存在しません。財産というのは大切にするべき存在ですが、何もないつばめ塾にとって、つばめ塾の理念は財産とも呼べるものです。
「自分もいつか人の役に立つ人になりたい」という生徒、人材を育てるという理念を捨てたらつばめ塾なんて財産を持っていないことに等しいのです。
その理念が合うと言って頂いたことは、最高の褒め言葉を頂戴したことだと思い、この2年間、多くの講師の先生方がしてきた道が間違っていなかったことを証明して下さったと思いました。
これからどのように連携できるか、また多くの子ども達のために何が出来るか。こういうことを一歩ずつ確実に進めていきたいと決意を新たにした次第です。
特定非営利活動法人八王子つばめ塾 理事長 小宮位之